「3蜜だんご」大ヒット 饅頭も“距離”取って詰め合わせ 別府で販売中

 大分県別府市の和菓子店「茶郎」などで販売されている「別府3蜜だんご」と「別府ソーシャルディスタンス饅頭(まんじゅう)」が大ヒットしている。新型コロナウイルスの流行にも下を向かず、元気を出そうと発案されたちゃめっ気たっぷりの商品は「面白すぎる」と評判になり、関係者は「新型コロナが収束するまで販売したい」とやる気満々だ。

 「別府3蜜だんご」(税込み400円)は「蜜」と「密」の語呂を掛けた商品。黒糖、抹茶、みたらしの3本を密の状態でパックにして販売している。「別府ソーシャルディスタンス饅頭」(同600円)は距離を開けるように、12個用の箱に6個の饅頭が隣り合わないように入れられている。いずれも和菓子としての完成度は高く、だんごの賞味期限は製造日当日。こしあんの饅頭は旅行客にお土産にしてもらおうと、二重にパックするなどして賞味期限を1週間以上に延ばしたという。

 昨年10月から発売したところ、初日は行列ができて売り切れるほどの人気ぶりに。好調は持続し、昨年末までにだんごは約2千パック、饅頭は約3千個が売れたという。

 商品は市の外郭団体「ビービズ・リンク」がアイデアを出し、茶郎を経営する西石油グループの西貴之社長(39)らが開発。市のキャンペーン動画で、「3蜜娘」となった着物姿の女将(おかみ)3人が「おいしいおいしい三つの蜜がかかっているんですよ」「12個入りの箱に6個だけ入れて売っちょんので」と紹介し、会員制交流サイト(SNS)などで「ネタかと思ったら本当に販売だって」「大丈夫なのか?」などと話題となっていた。

 店には全国から問い合わせがあっているといい、西社長は「和菓子で明るい話題を皆さんに提供できたらありがたいですね」と話している。商品は茶郎のほか、同市の遊園地「別府ラクテンチ」と地獄巡り「海地獄」で販売している。

 (稲田二郎)

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