五穀豊穣願って「もぐら打ち」 久留米市田主丸町の伝統行事

 福岡県久留米市田主丸町諏訪地区の伝統行事「もぐら打ち」が14日夜に行われ、児童が竹の先にわらを付けた「わらぼて」で民家玄関先の地面を打ち、威勢のいい音と声を響かせた。

 もぐら打ちは作物を荒らすモグラを追い払う目的が転じて、五穀豊穣(ごこくほうじょう)と家内安全を願う行事として続く。

 この日、同地区の諏訪神社に集まった12人の小学生は2班に分かれて、保護者と一緒に各35軒を回った。

 1軒ごとに「14日のもぐら打ち ねぎだれ こぎだれ かき回せ」と大声で言いながら、約2メートルのわらぼてを地面に何度もたたきつけた。1年生の時から欠かさず参加してきた水分小6年の女児(12)は「力いっぱい地面をたたいて大きな音が出たらちょっとうれしくなる。来年は中学生になり参加できないので寂しい」と話していた。

 同行事には男子だけが参加していたが、少子化で2015年からは女子も参加するようになったという。

(渋田祐一)

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