岡部平太の劇を創ろう いとしまハローピースアクト 夏公演へ新メンバー募集

 広島原爆の日に、子どもたちと平和劇などの舞台を重ねてきた福岡県糸島市の市民団体「いとしまハローピースアクト」は今夏、同市出身でスポーツの聖地・平和台(福岡市)を創設した岡部平太(1891~1966)の物語を上演する。昨年の夏にお披露目する予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大で中止に。あらためてメンバーを募り、練習を積んで本番に臨む。

 ピースアクトは2004年から、子どもたちと作り上げる舞台を開始。活動の要は子どもたちで、平和劇に関するフィールドワークも行い、平和についての学びを深める。昨年は、東京五輪を契機に小説や舞台の題材としても注目された岡部平太に向き合う予定だったが、コロナ禍で企画が持ち越しとなっていた。

 今夏の舞台は8月6日、伊都文化会館(同市前原東)の大ホールで開催する予定。原作は橘京平著の小説(幻冬舎刊)。戦争による困難に立ち向かい、スポーツを通じて平和を希求した岡部平太の波瀾(はらん)万丈な生涯を描く。

 メンバー募集は、演劇やダンス、歌唱、舞台づくりに興味がある小学生以上が対象。2月以降、月2回程度、糸島市内で約2時間半練習する。公演前は練習日が増える。年会費3千円(活動保険料などが別途必要)。練習に通える場合は市外からの参加も可能。

 江川佳世代表(54)は「地元の歴史から多くのことを学んでほしい」と話している。

(竹森太一)

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