『観月』 麻生幾 著 (文芸春秋・1870円)

 大分県杵築と東京。遠く離れた2カ所で起きた、一見無関係な殺人事件が結びついたとき、歴史の水面下で繰り広げられてきた、国家とその敵の壮絶な暗闘が浮かび上がる-。幻想的な光で包まれる「観月祭」の準備が進む杵築の城下町を主舞台に、旅情ミステリーの体裁をとりながら、公安警察のリアルに迫る新タイプの警察小説。著者は『ZERO』『外事警察』などで知られる覆面作家。

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