「イクメン」九州トップは大分県 全国最下位から大躍進

 九州、沖縄、山口9県を対象に行われた夫婦の家事・育児時間に関する2020年の調査で、大分県の男性は家事が休日、平日ともトップとなった。育児も休日1位、平日2位で、「イクメン」ぶりが際だっている。06年の同様の調査では、全国で最下位だっただけに、県はセミナー開催や企業の働き方など積極的に手を打ってきた。県は「今後も男性の家事・育児への参画を進めていきたい」と喜んでいる。

 調査は、九州地方知事会と九州の主要経済団体でつくる「九州地域戦略会議」の次世代育成プロジェクトチームが20年8~9月に実施。9県で6歳未満の子どもを持つ男女計4500人から回答を得た。

 県によると、大分の男性が家事に取り組む1日平均時間は休日1時間18分、平日54分でともにトップ。2位は沖縄で休日1時間14分、平日49分だった。9県の平均は休日1時間8分、平日43分。また、大分男性の育児時間は休日が3時間32分で1位。平日は1時間25分で、沖縄(1時間27分)に次いで2位となった。9県の平均は休日3時間7分、平日1時間14分。

 06年に総務省が公表した同様の調査結果では、大分の男性は家事・育児などにかける1日平均時間が47都道府県で最下位だった。そのため、県は「イクメン」を増やそうと、父親向けの子育てセミナー開催や悩み事を語り合う交流の場づくりに加え、仕事と育児の両立に向けた企業の取り組みを支援するなど、男性の子育て参画推進に重点的に取り組んできた。

 (吉村次郎)

関連記事

大分県の天気予報

PR

大分 アクセスランキング

PR