加藤シゲアキさんも候補…直木賞だれに? 文芸アイドル西田さん×酒井信さん対談 (3ページ目)

【直木賞候補作とあらすじ】

 ▽芦沢央「汚れた手をそこで拭かない」

 死亡事故に関与した過去を末期がんの妻に明かす夫、元不倫相手に金をゆすられる料理研究家など、小さなほころびから日常がむしばまれていく人々を描く5編の短編集。

 ▽伊与原新「八月の銀の雪」

 就職活動に悩む大学生がコンビニのベトナム人店員の真の姿を知る表題作のほか、シングルマザーが深海の鯨を思う「海へ還(かえ)る日」など、自然科学の知見から紡がれる短編5編。

 ▽加藤シゲアキ「オルタネート」

 高校の調理部長の蓉(いるる)、交流アプリ「オルタネート」に夢中の凪津(なづ)、高校を中退しシェアハウスで暮らす尚志の3人をめぐり、デジタル空間と現実を行き来する青春群像を描く。

 ▽西條奈加「心淋(うらさび)し川」

 裁縫師の娘と上絵師とのかなわぬ恋を描く表題作をはじめ、飯屋の男が昔の女の子どもに会う「はじめましょ」ほか、江戸の長屋の人生を川のよどみに投影して描いた6編の連作。

 ▽坂上泉「インビジブル」

 戦争の傷がまだ癒えない昭和29(1954)年の大阪で相次ぐ殺人事件。実在した「大阪市警視庁」の若手刑事・新城と国家地方警察「国警」の守屋がコンビを組み、事件の謎を追う。

 ▽長浦京「アンダードッグス」

 裏金づくりの責任を負わされた元官僚の古葉が、イタリアの富豪に世界転覆の謀略を託される。各国の仲間とチームになり、中国返還前夜の香港に隠された国家機密の奪取に挑む。

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