ひな人形を飾り付け 日田の草野本家 2月から「天領おひなまつり」

 2月15日から始まる「天領日田おひなまつり」を前に、大分県日田市豆田町の草野本家(草野家住宅として国重要文化財に指定)で、ひな人形の飾り付けが始まった。旧商家の趣ある広い座敷などに、江戸から明治期にかけて作られた178体のきらびやかな人形を展示する。

 草野本家のひな人形は、代々の当主が娘のために、ろうの販売で向かった京都や大阪で買うなどして収集した。一般公開は1984年に始まり、同まつり開催のきっかけにもなった。

 20畳の新座敷に飾られる人形は、約300年前の享保年間に作られた「享保雛(びな)」や、江戸後期に日田の大工に作らせた3・6メートルの御殿と42体の人形が一体となった「御殿雛」のほか、歌舞伎や西洋人をモチーフにしたものなどさまざま。スタッフたちがおよそ1年ぶりに丁寧に木箱から取り出し、ひな壇に並べる作業を続けている。

 草野康子館長(66)は「それぞれの物語のある人形を見て、ゆっくり過ごしに来てほしい」と話す。

 まつりでは市内13施設でひな人形などを展示。草野本家では2月20日~3月21日の土、日曜のみ公開する。入館料は一般550円、中高生250円。

 (鬼塚淳乃介)

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