「じわじわ効果が出ている」蒲島知事 独自の緊急事態宣言1週間

 新型コロナウイルスの急激な感染拡大を受けた熊本県独自の緊急事態宣言から1週間を迎えた20日、蒲島郁夫知事は定例記者会見で「じわじわ効果が出ている」との認識を示す一方、国や県が宣言の期限とする来月7日以降、国の宣言が解除された場合でも「感染が拡大するようならば県独自の宣言は延長する」との考えを示した。

 県は、国の宣言に先んじて、昨年12月30日から熊本市中心部限定で独自の営業時短要請を開始。今月14日に県独自の宣言を発出し、18日から時短要請の対象を県全域に拡大した。蒲島氏は「熊本市内の新規感染が減少してきた」と評価し、「県全体に(時短要請を)拡大することで県全体に効果が出る。今は『高止まり』ではあるがマイナスの方向に向いている」と宣言効果に期待した。

 一方、病床使用率は政府分科会が示す「ステージ4」(爆発的感染拡大)の基準50%を超える60%以上の高い水準で推移。蒲島氏は「ステージ3」(感染急増)への引き下げ判断を宣言解除の目安とするとした。

 さらなる病床の確保に向けて、県は20日、新たに3棟目の宿泊療養施設(90室)を22日に開設すると発表。計230室に増やし、無症状や軽症の患者を受け入れることで、病床使用を抑える狙いという。

(古川努)

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