21人出馬の八幡西、激戦必至 戸畑は無投票から一転 北九州市議選

北九州市議選2021の構図(下)

若松区

 定数5に現職5人、新人1人が立候補する予定。新人が早くから出馬の意欲を示し、各陣営とも精力的に準備を進めてきた。

 自民は3期目の上野と、父の地盤を引き継ぎ前回トップ当選した三原の現職2人を公認。上野は各種業界団体の推薦を集め、保守票の取りまとめに力を注ぐ。三原は農政連の推薦を受け、出身地区の西部を中心に支持固めを図る。ともに40代で、若年層にもアピールを進める。

 前回民進から立候補した三宅は今回、無所属で出馬する。同区唯一の女性候補予定者をアピールし、子育て世代などへ支持を求める。

 公明は、4選を目指す本田忠が支持母体の創価学会の票固めに努める。

 共産の山内は街頭活動を重ねて支持拡大を図り、3選を目指す。

 旅館代表で無所属新人の本田一は、無党派層への浸透などを図る。

八幡東区

 前回選挙と同じ定数4に対し、現職4人と元職1人が立候補を予定する。

 自民は議長経験者のベテラン戸町が7選を目指し、支持団体や企業の取りまとめを図る。

 立憲民主は白石が4選を目指す。元医療従事者の経歴を生かし、関係者への働き掛けを強める。

 公明は過去3回トップ当選の成重が、5選に向け組織票固めに取り組む。

 前回議席を回復した共産は藤元が同区唯一の女性議員をアピールし、議席維持に懸命だ。

 市議を2期務めた井上が前回に続き無所属で出馬。社民の推薦を受け、8年ぶりの返り咲きを狙う。

八幡西区

 定数15に対し、現職13人、新人8人と7選挙区最多の計21人が争う見通しで、激しい戦いとなりそうだ。

 自民はベテランの佐々木や香月、鷹木や前回トップ当選を果たした現議長の村上幸、宮崎に加え、前回無所属の田仲を新たに公認。現職6人がそれぞれ地盤を固め、全員当選を目指す。

 市議会会派のハートフル北九州からは浜口が立憲民主、大久保は無所属で出馬。ともに実績をアピールし、4選を目指す。

 公明は山本、村上直、中島の現職3人を立て、3議席維持に力を注ぐ。

 共産は現職2人が勇退し、伊藤、永井の新人2人にバトンタッチ。選挙区の南部と北部に分かれて活動し、2議席確保を目指す。

 維新は、前回無所属で出た新人松尾を擁立して議席確保に挑む。

 ふくおか市民政治ネットワーク・北九州は、讃井の再選実現へと懸命だ。

 無所属現職の村上聡は社民の推薦を受けて再選を狙う。

 無所属新人は5人。前回に続き挑む市OBの愛甲は選挙区南部に事務所を開き、支持拡大を図る。元市職員の井上、元介護会社社長の石本、自転車店主の堀は黒崎地区に事務所を構え、支持拡大を図る。介護会社社長の浦浜は、子ども食堂活動の実績などをアピールする。

戸畑区

 定数4。組織票を持つ現職4人に新人1人が挑む構図となりそうだ。

 自民の田中は商業者の支持が厚く、新型コロナ対策を軸に経済の立て直しなどを主張し、3選を目指す。

 前回民進の河田は立憲民主から4選を狙う。日本製鉄の労働組合や、会長を務める高校同窓会が推す。

 公明の岡本は5期の実績を示し、実行力をアピール。支持母体の支えもある。

 当選8回の共産の荒川は党の支持層固めを図る。新型コロナ対策を最優先とする政治を訴える。

 無所属新人の疋田は無投票を阻止すべく、昨年末に出馬の意思を固めた。議員報酬削減などを訴える。 (敬称略)

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