博多人形師・中村信喬さん作品展 ひな人形など35点 玖珠町

 大分県玖珠町森の久留島武彦記念館で、福岡市在住の博多人形師、中村信喬(しんきょう)さんの作品を集めた企画展(西日本新聞社後援)が開かれている。中村さん制作のひな人形5点を含む計35点を展示。日本を代表する博多人形師の繊細な技を堪能することができる。3月28日まで。

 中村さんは1957年、博多人形師の中村衍涯(えんがい)さん(故人、福岡県無形文化財保持者)の長男として生まれ、九州産業大芸術学部美術学科彫刻専攻(木彫)を卒業し、人形師に。日本伝統工芸展高松宮記念賞、福岡県文化賞など数々の受賞歴がある。

 会場にはひな人形のほか、子どもや歌舞伎役者など、優しい表情と柔らかな品格を兼ね備えた作品が並び、来場者を引きつける。学芸員の宝珠(ほうす)史洋さんは「これだけの中村さんの作品を一堂に見る機会はめったにない。細部にも魂が宿る本物の美術品をぜひ鑑賞してほしい」と話している。

 入館料は300円(町内者は150円)、18歳未満無料。開館は午前9時半~午後4時半。月曜休館(祝日の場合は翌日)。同館=0973(73)9200。

 (吉田賢治)

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