たき火の煙で「徐福」弔う 八女で「童男山ふすべ」 児童が紙芝居

 中国・秦始皇帝の命で不老不死の薬を求め日本に渡ってきたという徐福の言い伝えが残る福岡県八女市山内の童男山(どうなんざん)古墳で20日、伝統行事「童男山ふすべ」が催された。たき火の煙で徐福を弔い、地元の川崎小6年の15人が、伝説を物語にした紙芝居を上演した。

 行事は、船の難破後に八女へたどり着いた徐福の体を温めるため、村人が枯れ木や落ち葉を燃やしたとの伝承に由来する。「ふすべ」は「いぶす」という意味。童男山・犬尾城址(じょうし)保存会と川崎小が、命日とされる1月20日に毎年開く。

 今年はコロナ禍で、来賓を減らすなどした。6年の秋山怜那さん(12)は「祖先の村人たちが、見知らぬ人を助けたことを伝えていきたい」と話した。 (丹村智子)

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