宇美町誌半世紀ぶり一新 八幡宮などの写真や図1000枚超 町制百周年

 福岡県宇美町が町制施行100周年記念事業として編さんを進めていた「新修 宇美町誌」が完成した。町誌発行は1975年以来、ほぼ半世紀ぶり。町民から寄贈を受けたものも含め千枚を超える写真や図を掲載し、読みやすく、視覚的にも楽しめる町誌に仕上げた。

 町誌は2017年に作成を開始。町域の歴史を原始から現代まで解説するとともに、生物や自然環境、地質、年中行事も紹介した。前回の町誌で記述が少なかった江戸期以前と、この半世紀の町民生活については特に詳しく記した。A4判で上巻318ページ、下巻295ページ。

 町のシンボルともいえる宇美八幡宮は56ページを使い、歴史や祭り、建造物、国の天然記念物となっている推定樹齢2千年のクスノキなどについて詳報した。戦国時代ごろの様子を描いた「宇美八幡宮境内古図」(1692年)など、八幡宮が所蔵し、これまで未公開だった絵画や書、古文書も多く掲載した。

 1985年に廃線となった国鉄勝田線の特集もあり、筑前勝田駅の駅名標、同駅に掲示していた時刻表、さよなら列車のヘッドマーク、運行図表などの写真を載せている。三菱勝田炭鉱など町内にあった炭鉱についても20枚以上の写真や地図を用いて解説した。

 町立図書館で閲覧でき、町教育委員会社会教育課で販売している。上下巻セット3千円で550部限定。郵送にも対応する。同課=092(933)2600。 (森竜太郎)

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