大宰府跡、水城跡が史跡100年 2月記念催し「令和」考案の中西氏講演

 福岡県太宰府市は21日、「大宰府跡」「水城跡」が国の史跡指定から3月で100年を迎えるのを記念した催しが開かれると発表した。元号「令和」を考案した国文学者の中西進氏(91)が2月13日午後2時から、大宰府政庁跡で再現される「梅花の宴」に大伴旅人役で参加。14日午前10時から「和の精神~太宰府から世界へ~」をテーマに講演する。

 大宰帥(だざいのそつ)(大宰府の長官)の大伴旅人が730年に催し、元号の典拠の万葉集に記された「梅花の宴」の再現は市民団体「大宰府万葉会」が主催。毎年恒例の催しだが、新型コロナウイルス禍の今年は参加人数など規模を縮小し、実施する。

 講演会は、太宰府市などの団体でつくる実行委員会が主催。昨年2月に予定されていたが、新型コロナの影響で中止になっていた。会場はプラム・カルコア太宰府(市中央公民館)。市は国の指針に沿って収容人数の半分の300人を参加者とし、ホームページなどで募集する。県内外を問わない。2月5日までで、希望者が多い場合は抽選となる。

 市の1月広報誌には講演会の予定を既に記載しており、市民から「大勢の人を全国から集めて良いのか」などの意見も寄せられているという。市は「入場者の管理や体温測定など万全の対策で開催したい」としている。 (上野洋光)

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