直通運転は「困難」地下鉄箱崎線と西鉄貝塚線 国の補助基準満たせず

 福岡市は21日、西日本鉄道と協議を進めている市営地下鉄箱崎線と西鉄貝塚線との直通運転について、車両の増結・分離案を検討した結果、事業化の条件としていた国の補助採択基準を満たすことが「困難」とする方針を固めた。この案は直通運転の実現性を見極める「最後の可能性」(関係者)で、直通運転化は実現が難しい状況になった。

 増結・分離案は、姪浜方面から地下鉄車両が貝塚駅に到着後、分離した先頭の2両が西鉄貝塚線に乗り入れるなどの仕組み。

 市は車両の更新時期と乗り入れ専用車両の新造を合わせて初期投資を圧縮する想定で採算性や利便性を検証。費用対効果を試算し、20年度中に実現性を見極めるとしていた。西鉄側からは「コロナ禍に伴う経営状況において、新たな投資については現段階では困難な状況」との意向が示されたという。

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