熊本県「第3波ピーク越えつつある」独自時短に効果 

 熊本県は22日、新型コロナウイルスの県内感染状況について、県独自の緊急事態宣言や時短営業要請などにより会食由来の感染が沈静化し、新規感染は減少傾向にあることを明らかにした。木村敬副知事は「第3波のピークは越えつつある」と述べた。一方、医療提供態勢の逼迫(ひっぱく)具合を示す病床使用率は依然として高い水準で推移しており収束は遠い。

 県によると、20日までの1週間の陽性者数は397人。前週よりも161人減少し、政府分科会の指標では「ステージ3」(感染急増)の水準に下がった。県は昨年末から独自の時短営業や帰省自粛の要請を始めており、木村副知事は「飲食店を中心に無理をお願いしているが、成果は着実に出ている」とみる。

 一方、医療態勢への負荷は「高止まり」の状態が続く。11日以降の病床使用率は60%を超え、20日時点でも「ステージ4」(爆発的感染拡大)相当の水準だ。このため県は新たにコロナ病床7床を確保し、計440床に拡充した。

 木村副知事は、県独自の緊急事態宣言の解除には「病床の逼迫具合が落ち着くことが大事」と強調し、県民に引き続き協力を要請した。 (古川努)

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