症状自己申告で追試 面接は中止 国公立大2次試験、コロナ対応に腐心

 今年の国公立大の2次試験は通常日程に加え、ほとんどの大学では新型コロナウイルスの影響で追試験が3月22日以降にあり、一部は面接試験を中止する。私大でも面接を全てオンラインにするなど対応を迫られている。

 25日午前、福岡市西区の九州大伊都キャンパスでは、郵送で届いた願書をマスク姿の職員が学部ごとに振り分けた。今年はコロナ対策として、「37・5度以上の発熱症状」「味を感じない」「強いだるさがある」など九つの症状が試験日にある場合、自己申告で追試験に変更できる。後日、診断書の提出が必要という。

 同大入試課の西村聡一郎さんは「万全の対策をしているので安心して本学で試験を受けてほしいが、体調が気になる方は追試を勧める」と呼び掛ける。

 熊本大(熊本市)は医学部保健学科検査技術科学専攻で面接を中止し、配点を変更する。

 2次試験以外にも影響が出ている。九州工業大(北九州市)は総合型選抜で、記述試験と面接をオンラインに切り替えた。記述試験は事前に問題をオンライン上で公開、回答用紙は郵送する。面接では「記述試験で本人が理解して解いたかどうか確認するような質問をする」(担当者)という。

 2月に本格化する私大入試では、九州ルーテル学院大(熊本市)が面接試験を取りやめ、筆記試験と調査書で合否を決める。立命館アジア太平洋大(APU、大分県別府市)も面接試験は全てオンライン。同大担当者は「すでにあった総合選抜では大きなトラブルもなかった」と話した。 (竹中謙輔)

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