東京五輪まで半年 事前キャンプへ、佐賀県と3市は手探りで準備

 7月23日に開幕する東京五輪まで半年を切った。新型コロナウイルスの感染拡大で開催自体が危ぶまれる中、佐賀県内の自治体は手探りで事前キャンプや聖火リレーの準備を進めている。

 県内で事前キャンプを行うのはフィンランド、タイ、セルビア、ニュージーランド(NZ)、オランダの5カ国。7月上旬から順次、佐賀、唐津、嬉野の3市に入る予定だ。

 佐賀市は最大16競技のフィンランドとNZの陸上、タイのアーチェリーを受け入れる。市スポーツ振興課は「見通しが立たない。選手への感染だけは避けなければいけない」と語る。当初は選手と市民の交流イベントも考えていたが、現実的ではないという。

 県は新型コロナ対策のマニュアルを作る予定。県スポーツ課は「学校訪問など対面での交流は難しいが、遠目に練習が見られるようにできれば」と思案する。

 聖火リレーは5月9、10日に県内全20市町で実施される。県によると、約180人のランナーが走る予定で、沿道の密集回避策など詳細は決まっていない。

 佐賀市は今月から聖火リレーの警備ボランティア募集を呼び掛けているが、企業の反応はよくない。担当者は「『コロナがうつったらどうしよう』『本当にやるんですか』という声が多い」と現状を語る。

 別の担当者は「開催反対の国民が多い中、市民に大会開催への機運は感じられない。五輪関連の呼び掛けもはばかられる」と声を落とした。 (米村勇飛、北島剛)

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