鍵は「無理をしない農業」 食と農を考える書籍刊行

 暮らしの中の食と農を考える際のキーワードがちりばめられた「だれもが豊かに暮らせる社会を編み直す~『鍵』は無理しない農業にある」が、筑波書房から刊行された。

 「いまだけ、カネだけ、自分だけ」という生産効率至上主義が、社会のありようをゆがめていると指摘する東京大の鈴木宣弘教授の話を、生活クラブ連合会(東京)の山田衛さんが聞き手としてまとめた。

 貿易の自由化を進めるために農薬の基準が緩和される現状や、企業に支配される種苗の問題、酪農の危機など、食と農が抱える数々の問題を生産と消費の両面から多角的に考察。その上で、無理をしない農業こそが、長期的にみれば最も「安く」、そして持続的であると論じている。

 なぜ足元にある農業を守るべきか。その答えが見える本だ。A5判、70ページ、825円。

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