「無事卒業させる」の一念で…登校児童見守り2000日 大分・日田市

 大分県日田市立光岡小の児童の登校を見守るスクールガードとして活動する同市南友田町の石松愛明(よしあき)さん(80)の通算活動日数が27日、2000日に達した。石松さんは「これまでの間、登校時の事故はゼロだった。この日を迎えられたことが最大の喜び」と顔をほころばせた。

 石松さんは、同市の南部中校長など長年教員として子どもと接してきた。光岡公民館館長退任後の2010年4月、お世話になった地元へのお礼として、自ら志願して同小のスクールガードになった。

 活動場所は新治町の国道386号交差点。同小児童や三隈中の生徒など約250人が通学する午前7時すぎは交通量が多く、台風や大雪の日などより危険が伴う日も少なくなかった。それでも「子どもの命を守り、無事卒業させる」との一念で、安全な登校に目を光らせてきた。

 「日々成長する子どもの姿を見るのが楽しい」とやりがいを語る石松さん。40年以上付けている日記で、カウントダウンして迎えたこの日、知人が贈ってくれた2000日達成のたすきをかけ、普段通り子どもたちに「おはよう」「元気かい」と声を掛けた。最後には住民からプレゼントも贈られた。

 体力面も考慮し、3月の終業式で活動は一区切りを付ける。今後は「未定」としつつ、「じっとしていられない性分。なんかするでしょうね」とこぼれる笑顔を見せた。 (鬼塚淳乃介)

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