博多祇園山笠、今夏は開催方針 参加者にPCR義務付け、ワクチン推奨

 博多祇園山笠振興会(武田忠也会長)は28日、福岡市博多区の櫛田神社で新年の総会を開き、山笠の参加者にコロナ感染防止対策を義務付けた上で、今夏の行事の開催を提案した。

 振興会は行事開催の条件として、全参加者にPCR検査を義務付け、ワクチン接種も推奨した。振興会では感染防止のためのガイドライン作成を進めており、舁(か)き山笠各流にもルールづくりを要請した。4月の総会までに、山笠行事の実施案を固める方針。

 コロナ緊急事態宣言を受けて、総会には舁き山笠、飾り山笠の総務(最高責任者)のみ出席し、総会後に武田会長が記者会見した。

 会見では同振興会が例年6月に行う県外宣伝活動の中止のほか、祭り後の直会(なおらい)の自粛も示唆した。振興会は開催に向け、県警とも道路使用について協議する。

 武田会長は「感染対策を十分にして今年こそ行事をやりたい。博多っ子は山笠がないと夏が来ない」と強調した。櫛田神社の阿部憲之介宮司は「山笠は病魔退散の祭りであり、今年の行事の動向を九州の多くの祭り関係者も注目している。開催できれば弾みになるだろう」と話した。

(手嶋秀剛)

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