大賞作、駅内に設置 3月20日除幕のPR隊が出発 ゆくはしビエンナーレ

 福岡県行橋市の国際公募彫刻展「ゆくはしビエンナーレ2021」の実行委員会は29日、大賞作品の設置場所がJR行橋駅舎内のコンコース中央に決まったと発表した。2年に1回開く公募展の3回目。過去2回の大賞作品は公共施設に置いたが、今回は民間のJR九州に要請し協力を得た。3月20日に除幕式を開く。

 今回の公募テーマは、昨年が没後100年だった市出身の政治家、末松謙澄(けんちょう)。6カ国から32点の応募があり、松山市の彫刻家、郡順治さん(52)の「世界へ」が大賞に選ばれた。若き末松のはつらつとした姿が高く評価された。高さ約170センチのブロンズ像が高さ約75センチの台座に載り、改札口に向かって立つ。

 除幕を告知するPR部隊の出発式も29日に市役所であった。市民グループ「文化人末松謙澄を考える会」や地元の太陽交通が協力。大賞作品などのステッカーを貼った会員の自家用車やバス4台など計20台が市内外を巡る。考える会の徳永文晤(ふみあき)会長(83)は「謙澄の功績を広く知ってもらう活動の一環として、除幕式を盛り上げたい」と語った。

 除幕当日に計画している授賞式は新型コロナウイルスの状況をみて2月上旬ごろに開催可否を判断。入賞作5点のマケット(ひな型)展など関連イベントは3月6~21日、市図書館施設のリブリオ行橋で開く。 (石黒雅史)

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