「打倒ホークス」打破の鍵は体力 工藤監督、キャンプ前に“指令”

 パ・リーグ連覇と5年連続日本一を目指す福岡ソフトバンクが31日、春季キャンプ地の宮崎市に入った。コロナ禍が続き、宮崎県でも独自の緊急事態宣言が発出中。宮崎空港での歓迎セレモニーや市内での優勝パレードなども行われなかった。

 チーム宿舎での全体ミーティング後のオンライン会見で、工藤監督は「いろんな方が助けてくれたおかげで、このキャンプができている。感謝しなくてはいけない。思いをプレーでお返ししないといけない」とキャンプ地への感謝を口にした。

 今春は体力強化が重点目標の一つ。「(同一リーグの)5球団は『ホークスを倒せ』でくると思う。相手の研究に対応できるように、選手には(レギュラーシーズンの)143試合をしっかり戦える体力づくりを求めていく」と強調した。

 感染防止対策を徹底すると同時に、グラウンドでは新たな取り組みにも着手する。筋力などを数値化して指導に生かす「スクリーニングテスト」も導入。宮崎で土台をつくり、投手の勝率や野手の出塁率など「率」の向上につなげる考えだ。

 全体ミーティングでは、9年ぶりに復帰した小久保ヘッドコーチもあいさつした。「王会長からもらった言葉ですが」と前置きした上で「『敵と戦う時間は短い。己と戦う時間は長い』。キャンプとはまさにそんな時間。気合を入れていきましょう」と呼び掛けた。

 常勝軍団の土台づくりを支えてきた宮崎キャンプ。「僕たちは来年こそはコロナが収束して普通に生活ができ、パレードができるように結果を出さないといけない」。工藤監督は早くも来春の「V5パレード」を見据えた。

 (山田孝人)

関連記事

PR

福岡ソフトバンクホークス アクセスランキング

PR