火野葦平・没後60年 一人間として問い直したい

稲田大貴さん寄稿

 二〇二〇年、没後六〇年となった北九州若松出身の芥川賞作家・火野葦平は、日中戦争に出征していた一九三八年、「糞尿譚」で芥川賞を受賞し、陸軍報道部に転属後、従軍記『麦と兵隊』にはじまる<兵隊三部作>を書きました。これが三〇〇万部を超えるベストセラーとなり、「兵隊作家」と呼ばれ、一躍、時代の寵児(...

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