難聴の赤ちゃん早期療育 福岡県、支援センター

 県は、新生児聴覚検査で難聴の疑いがあると診断された赤ちゃんや家族を支援する「県乳幼児聴覚支援センター」を福岡市内に開設した。対応が必要な子どもの情報を一元的に管理して関係市町村に伝え、早期の精密検査や療育につなげる。九州で同様のセンター開設は宮崎県に次いで2例目。

 新生児の千人に1~2人は生まれつき耳が聞こえないとされる。難聴児の言葉の発達を適切に促すためには早期に発見し、生後6カ月ごろまでに療育を始めることが望ましいという。

 県内では分娩(ぶんべん)を取り扱う医療機関のほとんどで検査が可能だが、難聴が疑われても不安から対応をためらう保護者もいる。市町村では対応が必要な子どもが精密検査を受けたか、療育に至ったかなど全員についての情報を把握できていないのが現状だ。

 同センターは、産科医療機関に検査結果の報告を求め、市町村に情報提供して支援につなげるよう促す。電話や対面での相談にも応じる。

 県から委託を受けた県メディカルセンターが運営。開設時間は月、水、金の午前10時~午後4時(平日のみ)。対面相談は予約が必要。聴覚支援センター=092(402)2673。 (華山哲幸)

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