え!絵?あのアニメ美術監督が「五島百景」

 「天空の城ラピュタ」や「もののけ姫」など多くのアニメーション映画の美術監督を務めた長崎県出身の山本二三(にぞう)さん(67)=埼玉県在住=が古里五島の風景を描く「五島百景」の全100点が完成した。長崎県五島市の「山本二三美術館」で5月に作品展を開く予定。

 山本さんは同市の福江島出身。中学卒業後に島を離れ、24歳で宮崎駿監督のテレビアニメ「未来少年コナン」の美術監督に抜てきされた。「二三雲」と呼ばれるボリューム感のある雲など、リアルな描写に定評がある。

 「古里の魅力的な風景を全国に伝え、恩返しをしたい」と2010年、「百景」の制作を開始。五島列島各地を20回ほど訪れ、映画と同じポスターカラーを主に使い、海や山といった自然や、教会などを描いてきた。人々の暮らしがわかるイラストエッセーや民話を題材とした作品もある。

 最後の2点は福江島沖の黄(おう)島と黒島。山本さんの幼なじみでもある美術館の松野音幸館長は「地元の人間が気にも留めない日常の風景がどのように描かれているか、多くの人に見てほしい」と話す。 (野田範子)

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