頼みの日本人客は…釜山の観光地ため息 コロナ直撃、閉店相次ぐ

 韓国で昨年1月中旬に新型コロナウイルスの感染者が初めて確認されて1年超。出入国はなお厳しく制限され、観光産業は深刻な打撃を受ける。特に九州に近い釜山市は気軽に往来できると日本人観光客に人気だったが、客足が途絶えて繁華街での閉店が相次ぐ。店主からは「早く観光客が戻らないともたない」との悲鳴が上がる。 (釜山・金田達依)

 ファッションブランドや化粧品の店舗が並ぶ繁華街・光復路(釜山市中区)。1月下旬に訪れると、冬の風物詩であるイルミネーションは感染予防のため消されたままだった。閉店した店舗跡が目立ち、本来なら多くの買い物客や観光客でにぎわう金曜夜でも閑散としていた。

 隣接する国際市場も状況は同じ。日本人観光客向けの店舗が集まる「アリラン通り」は、日本語の宣伝文句を掲げた店の多くに「賃貸」の看板が出ていた。

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