飲酒運転撲滅へ「悲しみ忘れないで」 粕屋事故、元同級生ら訴え

 福岡県粕屋町で高校生2人が犠牲になった飲酒運転事故から10年となるのを前に、県警などでつくる「交通事故をなくす福岡県県民運動本部」は7日、同町で飲酒運転撲滅県民大会を開いた。亡くなった山本大(かんた)  さん=当時(16)=の中学時代の同級生、愛智望美さん(26)が登壇。「飲酒運転事故で、たくさんの人が悲しみを背負っていることを忘れないで」と訴えた。

 事故は2011年2月9日に発生した。愛智さんは「身勝手な行為で大切な友だちを失ったことに、悲しみと怒りを覚えた」。飲酒運転撲滅について「お酒を飲んだ後ちょっとぐらいなら運転してもいいという考えが、全ての大人から消えること」と願った。

 飲酒運転をなくす活動を続ける山本さんの母美也子さん(52)は「ゼロになる日まで、歩みを止めず頑張っていく」と力を込めた。

 大会は新型コロナウイルス感染防止のため聴衆を入れず、オンラインで配信した。(田中早紀)

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