司法を動かした市民の声

 市民の声が司法を動かすことを目の当たりにした。2019年3月、性暴力を巡る無罪判決が4件、相次いだ。親子間の被害があった。被害者が抵抗できない状態だったと認めながら、被告にはその認識がなかったとし、罪には問わない判断もあった。各地で憤りの声が上がり、抗議する「フラワーデモ」が広がった▼これらの無罪判決は控訴された3件全てが高裁では逆転有罪に。うち1件は既に確定している。「裁判官によってこうも判断が変わるなんて法律に問題がある」との声も▼今、性犯罪に関する刑事法を見直す検討会が開かれている。同意のない性交を処罰するのかなどが焦点。法務省のホームページで議事録が読める。世間を巻き込んだ議論にしたい。被害者を救う法改正が実現するように。 (斉藤幸奈)

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