“仲間”と泣いて笑って「気持ちは一緒だから」

【母ちゃん頑張るけんね❹ 高校生2人死亡、飲酒運転事故10年】

 お好み焼きを食べながら語り合った。息子が幼かった頃の思い出、葬儀に来た人が掛けてくれた言葉-。初めて会ったのに、ずっと前からの友人同士のような気がした。

 山本美也子さん(52)=福岡市東区=は2011年秋、広島市の三浦由美子さん(50)宅を訪れた。三浦さんもこの年、飲酒運転事故で高校生の長男を亡くしていた。「しんどかったらいつでも言ってくださいね。気持ちは一緒だから」

 電話やメールで刑事裁判のアドバイスをした。自分の時、被告側の弁護士は「他の事件と比べて特に悪質とはいえない」と主張した。遺族の思いを伝えることができる被害者参加制度を使わなかったため、「こてんぱんにやられてしまった」とやるせなくなった。「絶対に利用した方がいいですよ」

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