【動画】雪の糸、絹の輝き 熊本「寒そうめん」作りピーク

 熊本県南関町で特産品の「寒そうめん」作りが最盛期を迎えている。冬場の冷気が生地を締め、強いコシを生むという。

 そうめん作りが盛んな同町では、10軒が昔ながらの製法を守る。「雪の糸素麺(そうめん)猿渡製麺所」の作業場では、職人が竹棒を操り、生地の太さが0.5ミリほどになるまで引き延ばしていた。

 約70年間製麺所を守ってきた井形朝香さんは昨年10月、85歳で亡くなった。孫の師富(もろどみ)慶太朗さん(33)が10代目として後を継いだ。祖母からそうめん作りを学んだが、気温や湿度に左右される水の量や塩加減を覚えることに苦労した。

 病床の祖母に自身が作ったそうめんを届けると、「おいしか」とお墨付きをもらった。師富さんは「おばあちゃんの製法を守り、技を磨いていきたい」と話した。 (佐藤雄太朗)

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