おやつ探しに「猿知恵」 テナガザルを生態展示 佐世保

 長崎県佐世保市の九十九島動植物園森きららで、フクロテナガザルがおもちゃに隠されたおやつを探す生態展示プログラムが今月から始まった。頭を使って食物を能動的に探す本来の生息環境を再現しようと考案した。

 11日は飼育員がホースや竹で作ったおもちゃに落花生などのおやつを入れ、池の人工島に隠してスタート。4頭が展示舎から高さ13メートルの雲梯(うんてい)を伝って人工島へ移動し、くぼみや木々の陰からおもちゃを見つけた。最初はおもちゃを振ったり、長い指を突っ込んだりして悪戦苦闘。どうにか落花生などを取り出しておいしそうに食べるまでを来園者約30人が見学した。

 飼育員の竹辺晴日さん(25)は「無条件で餌を与えられる環境を変えたかった」と説明。プログラムは土日祝日の午前11時半から行われる。

 (岩佐遼介)

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