HKTの特命担当記者

 個性派のそろう編集局でも、なかなか珍しい記者ではなかろうか。福岡市を拠点にしたアイドルグループ「HKT48」の特命担当F記者だ。立ち上げから追い続け、撮った写真のデータはギガを超え、8テラバイト。メンバーの「卒業」が決まれば、思い出に涙ぐみながら原稿に向かう。

 HKTには51人が所属。その原稿のデスクワークをする中で、私も顔や名前を覚えていく。昨年12月、プロサッカーアビスパ福岡」のJ1昇格の懸かった大一番の試合前セレモニーに、メンバーの一人が登場した。新型コロナの感染防止で、応援歌を歌えないサポーターのために3分にわたって独唱。一生懸命な姿が球技場を一つにした。

 HKTは今年10周年。社会現象にもなった「AKB」も転換期を迎え、地方の姉妹グループは地域との結び付きがより重要になっているそうだ。その動きをつぶさに追うのも、特命担当の大事な役割の一つだ。 (中野剛史)

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