規格外の糸島野菜を食卓に “ロス”ゼロ目指し福岡市に青果店

 食べ物の廃棄「フードロス」をなくすことを目標に、糸島産の“規格外品”を多く取り扱う青果店「美味(うま)伊都(いと)」が16日、福岡市中央区渡辺通の三角市場にオープンする。経営する前川健太さん(42)は「丹精を込めてつくった生産者の思いを大事にしたい」と話す。

 前川さんは以前、糸島市が拠点の社会人ハンドボールチーム「フレッサ福岡(現ゴールデンウルブス福岡)」の運営に携わっていた。一部の選手は競技と農業を兼業。傷や変形を理由に、廃棄される野菜や果物が少なくないと聞く。コロナ禍による飲食店休業の余波で、出荷量が激減していることの相談も受けた。

 「おいしい糸島野菜が廃棄されるのはしのびない」と開業を決意。「都心で気軽に手に入るように」と西鉄天神大牟田線薬院駅近くに店を構えた。現在契約しているのは約15軒で、旬の産品を仕入れる予定だ。

 売り場にはキッチンを併設。仕入れの一部は総菜やスムージーに活用することで店舗内での廃棄ゼロも目指す。営業時間は午前10時-午後7時。日・祝日は休み。美味伊都=092(600)0119。 (永松幸治)

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