「芸舞温泉」温泉旅館がゲーム会社のオフィスに

 大分県九重町の飯田高原にある温泉館が、露天風呂付きオフィスに生まれ変わった。ゲーム開発会社「サマータイムスタジオ」(沖縄県)が改装し、「芸舞(ゲーマー)温泉」と名付けて業務を開始。温泉やゲーム機10台も展示したオフィスは有料開放しており、弘津健康(たけやす)社長(44)は「コロナ禍の折、(仕事と余暇を兼ねた)ワーケーションルームとして誰でも活用を」と呼び掛けている。

 山口県出身で、東京で起業した弘津社長は10年前、「ずっとパソコンに向かい、会話もない社員の労務環境改善」のために沖縄県に本社を移転。みんなでビーチに出掛けるなど「社員のリラックス効果は予想以上で業務にも好影響だった」と振り返る。一昨年秋から新たな拠点を探し始め、九重町で売り出し中の2階建て温泉旅館を見つけた。「ゲームと温泉」の取り合わせに興味を抱いて進出を決めたという。

 1階広間をサテライトオフィス兼ゲームスペース、2階客室は社員の居住空間に改装し、社員約50人のうち弘津社長ら3人が移住して、昨年9月に本格オープン。1階は社員のほか、利用客もゲーム機を持ち込んで遊べるようにした。

 新型コロナウイルス対策で、露天と内湯の四つの浴槽があった温泉施設は、計2室の広い家族湯として運営。通信環境も充実しており、弘津社長は「自然から刺激を受けて仕事への意欲も衰えず、100点満点の生活です」と話している。

 火、水曜日は定休。芸舞温泉=070(4740)5656。 (吉田賢治)

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