フクイチの教訓と報道の課題 東日本大震災から10年(中)

新局面 災害の時代―後悔しない備え(33)

 東日本大震災の激しい揺れに襲われた直後、東京大学地震研究所を飛び出し、タクシーで渋谷の放送局へ駆け付けた津波研究者がいます。当時の同僚、元准教授の都司嘉宣先生です。実況中継で「白波の立った津波が襲っています」という解説の声が流れたのをご記憶の方もいると思います。

 被災地の東北へは緊急車両以外は移...

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