ワクチン先行接種開始、九州は19日にも到着

 17日に始まった新型コロナウイルスワクチンの先行接種について、九州では九州がんセンター(福岡市)や佐賀病院(佐賀市)など21の病院が対象となっている。19日にも届く見通しで、順次接種が始まる予定だ。 

 長崎県内で先行接種を実施するのは3病院で、その一つ、長崎医療センター(大村市)には既に超低温冷凍庫が配備された。19日にワクチンが届く予定で、22日午後1時から接種を始める方針だ。

 勤務する全職員1200人のうち、先行接種に同意した医師や看護師など約300人を対象に接種する。接種希望者は予定を超えており、年齢や性別、職種を精査し、希望者を絞り込む。担当者は「予定通り届けば粛々と進められるよう準備している」と話した。

 福岡東医療センター(福岡県古賀市)は週明けから接種を開始し、職員の3分の1ほどに当たる約300人が接種する予定だ。

 一方、肥前精神医療センター(佐賀県吉野ケ里町)の担当者は「接種スケジュールはまだ立っていない」と明かす。ワクチンは19日に1170回分が配送されると分かったが、国から連絡が来たのは17日だった。

 約550人の医師や看護師を対象に、既に先行接種の希望者を募っている。人数に応じて、接種業務に当たる医師や看護師を院内から調整するという。センターの担当者は「あまりにも連絡が直前すぎる。もう少し早ければ余裕を持って(準備を)進められたが、こう急だと対応が厳しくなる」と苦言を呈した。 (斉藤幸奈、坪井映里香、米村勇飛)

関連記事

PR

社会 アクセスランキング

PR