がんばれ‼ロボ魂 コロナ宿泊施設で配送、案内実験

 新型コロナウイルスの感染者が療養する佐賀市のホテルで、既存のロボットを使って患者に飲み物や薬を運んだり、案内したりする実証実験が始まっている。スタッフと患者の接触を減らし、二次感染防止や負担軽減につなげようと佐賀県が企画した。全国的にも珍しい試みといい、効果が確認できれば本格導入する。19日、記者団に実験が公開された。

 ロボットは配送用と案内用の2台。配送用はホテル内の清掃用に製造された高さ約65センチのロボットに小型のかごを取り付け、飲料水や薬など軽い物を運ぶ。事前に読み込んだルートを自動で進む仕組み。案内用はイベントなどで使われる高さ約120センチのロボットで、患者との連絡や入退所のやりとりなどに使う。スタッフがパソコンで遠隔操作して患者の近くまで移動させ、モニター越しに会話ができる。

 昨年12月から佐賀大医学部付属病院で実験を始め、ホテルに拡大した。実験は3月末まで。ロボレンタル代も含め事業費は約990万円。県の担当者は「スタッフはこれまで患者と接する度に防護服を着脱し、消毒もしていた。既存のロボットを組み合わせて負担軽減につなげたい」と話した。 (金子晋輔)

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