連覇のJT、ブロック16本で強打封じる 小幡がMVP Vリーグ

 チーム初の連覇、昨年末の全日本選手権との2冠を成し遂げた。「2回勝つことはこんなに大変なんだ…」。最高殊勲選手賞(MVP)に輝いたJTのリベロ小幡真子主将(熊本県上天草市出身)はしみじみと喜びをかみしめた。

 レギュラーシーズン無敗の東レの勢いを、昨季女王の経験が上回った。第1セットを落としても動じない。黒後、石川ら成長著しいアタッカーが並ぶ相手に、サーブでコースを絞り、ブロックで強打を封じた。ブロック数は東レの5本に対して16本と圧倒。粘り強い守備をけん引した小幡は「私以外が頑張ってくれて、今回は何もしていない」と振り返るほどの安定感だった。

 レギュラーシーズンは4敗。コロナ禍で練習や調整にも苦労し、昨季優勝の重圧も加わったが、負けるたびに全員で話し合い、課題を改善してきた。今季、東レとのリーグ戦2試合では1セットしか取れていなかったが、小幡は「負けるべき時に負けて、勝つべき時に勝った」と胸を張る。

 リベロでは珍しいMVPの受賞。小幡は「何で自分なんだろうというのが、率直な意見」と照れ笑いを浮かべた。「この勝ちを次につなげていければ」。黄金期を迎えつつあるチームを率いる主将は、早くも次のステージを見据えている。 (伊藤瀬里加)

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