副知事「コロナを心配、ぎりぎりの判断」【動画】

【冒頭説明】

 福岡県知事の職務代理者を務めております服部でございます。本日は小川洋知事の辞任についてご報告申し上げます。

 小川知事は1月20日から、九州大学病院に入院し、原発性肺腺がんの診断を受け、1日も早い公務復帰を目指し、これまで治療を受けてこられました。しかしながら、治療の効果が思うように上がらず、退院、公務復帰の見通しがさらに不透明になったことから、本日、県知事を辞任するとの申し出がございました。

 このため、私が病院におうかがいし、辞表をお預かりの上、吉松(源昭)県議会議長にお届けしましたところでございます。また、小川知事からは県民の皆さまへのメッセージをお預かりしておりましたので、これを代読致します。

【知事のメッセージを代読】

 福岡県知事の小川洋です。

 本日、県知事を辞任する決意をし、県議会議長にその旨をお伝えいたしました。

 今般、私は、原発性肺腺がんと診断され、早期復帰を果たすべく、九州大学病院で治療を受けてまいりましたが、思うように効果が上がらず、引き続き入院加療が必要となり、退院復帰の見通しがさらに不透明になってしまいました。

 現在、本県は、新型コロナウイルスの緊急事態宣言下にあり、リモートなどを通じて服部副知事以下と協議し、指揮をしてきましたが、このほかにも課題が山積している今、現場で自ら先頭に立って指揮をしていくことがかなわない状態が続けば、県民の皆様にご迷惑をおかけすることになり、それは私の本意とするところではありません。

 多くの県民の皆様が早期復帰を信じ、励ましてくださっています。それにもかかわらず、病状と体力を考えると、これまでのように知事としての責任と役割を果たせないため、断腸の思いでこの決断にいたりました。皆様には大変申し訳なく、私自身、とても悔しく、残念でなりません。

 県議会の皆様におかれましては、これまで多大のお力添えを賜ってまいりました。心からお礼申し上げます。今後も、県政を着実に進めるため、私が手がけた最後の予算であります今回の予算案を、是非とも服部副知事の下で成立させていただきますようお願い申し上げます。

 県民の皆様、私は、平成23年(2011年)に当選して以来、ふるさと福岡県の発展のために全力を尽くしてまいりました。度重なる自然災害や新型コロナウイルスの感染拡大など、厳しい局面も多々ありましたが、それまで以上に福岡県ははるかに元気に発展してきました。これはひとえに県民の皆様のご理解とご協力、ご支援、ご尽力のお陰であります。改めてお礼申し上げます。

 これから先、治療に専念し、また新しい形で福岡県の発展にいささかなりとも貢献できればと考えております。

 皆様、本当にお世話になり、ありがとうございました。そして、道半ばにして、辞任せざるを得なかったことを心からおわび申し上げます。(メッセージ終了)

 【「本当に悔しく、残念」】

 知事は、病のため、任期途中、道半ばで辞任の決断をしなければならなくなったこと、本当に悔しく、無念であるとおっしゃっておられました。県民の皆様へのおわびと、これまで支えていただいたことへのお礼を、繰り返しおっしゃっておられました。

 知事から私に対し、県政にいささかの混乱も、停滞も招いてはならない、職員と力を合わせて、しっかり頑張ってもらいたいとのお話、ご指示がございました。私は職務代理者として職員と力を合わせ、全身全霊をあげて取り組んでいく決意でございますので、県民の皆さんにおかれましては、これからも福岡県政に対し、何とぞご理解とご協力のほどをお願い申し上げます。

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