独りの酒盛り 半分のキャベツに迷路ありにけり 竹内愛子

【この世ランドの眺め 文・村田喜代子 写真・毛利一枝】

 昔の本は読むべきだ。ときにとんでもないことが書いてある。昔はおおらかで常識破りの話がよく載っている。子どもに読ませると危ないが、大学生の一日の読書時間が雑誌も入れて三十分なかったとか、そんなデータがある現在だから心配ない。

 娘時代に『福翁自伝』を読んでばっちり記憶に刻んだのは、慶應義塾大学の創設...

残り 1622文字

この記事は有料会員限定です。会員登録すると続きをお読みいただけます。

関連記事

PR

文化 アクセスランキング

PR