なぜ移転に否定的?災害警戒区域の保育所、休園頻発

 大雨による災害が増加する中、中山間地の土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)内にある佐賀市大和町梅野の「市立松梅保育所」が安全性の問題に直面している。市内で唯一レッドゾーン内に立地する保育施設で、大雨時の休園基準を他施設よりも厳しく設定しているため、臨時休園が頻発。地元住民は市に移転建て替えを要望しているが、市は地域の保育需要や付近の砂防ダム建設計画などから、移転には否定的な姿勢を示している。

 松梅保育所は1966年、松梅児童館として開所。最盛期は80人近くの子どもが通った。91年に現在地に移転し、2019年10月に認可外保育所に移行。現在は地元の1~5歳の18人が通う。

 県は15年6月、保育所周辺を二つのレッドゾーンが重なる形で指定。市が18年に設けた「避難情報発令時の保育施設対応ガイドライン」では、子どもの早期安全確保のため、警戒レベル3(避難準備・高齢者等避難開始)相当の大雨警報発令で休園、もしくは避難するよう規定している。

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