「借金してまで続けるか」稲作農家に大規模化の圧力

 「息子がさ、『おやじよぉ。借金してまで百姓続ける必要あるか』って、言いだしたんだ…」。農家の知人が後継を失う危機を訴える電話の声に、憤りがにじんでいた。どう返答すべきか取材を進め、日本の主食、米の生産を巡る政策について考えた。

 電話の主は、山形県長井市の菅野芳秀さん(71)。できる限り無農薬で栽培する水田4・3ヘクタールと、千羽を平飼いする採卵養鶏を、長男(38)と営む。...

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