日本のアンデルセン 「ソンヨン一直線」(8)
【聞き書き】久留島武彦記念館館長 金成妍さん
アンニョン? 力仕事の末に出来上がった久留島武彦の年譜を眺め、私は改めてその偉大さを痛感していました。明治生まれとはとても思えない、行動力の塊のような人なのです。
少年時代に英語を身に付けた久留島。日本各地はもとより、海外の文化を吸収するため世界中を飛び回りました。韓国や中国、台湾はもとより米国、ドイツ、フランス、英国…。イタリアを訪れた際は、独裁者ムッソリーニと面会し握手したことも分かりました。
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