【音声】「岩の奧から犬の声」…警察出動、声の主は

 「岩の向こうから犬の鳴き声が聞こえる。閉じ込められているのではないか」-。24日昼ごろ、福岡県豊前市挾間の千手観音堂にいた20代女性から110番があった。

 観音堂には岩の洞窟があり、岩壁から湧き水が滴る隠れた名所。豊前署によると、女性は市外から水くみに訪れ、岩の隙間から響く「ワン」「キャン」という子犬のような鳴き声を心配した。駆け付けた署員2人が確認したが、鳴き声はしても犬の姿はない。

 そこに通りがかった地元の50代男性が「ワンと鳴くカエルだろう」とひと言。女性も署員も驚きつつ、胸をなで下ろしたという。

 現地のカエルを調査したことがある「いのちのたび博物館」(北九州市八幡東区)の両生(はちゅう)類担当学芸員頭(えとう)幸士郎さん(34)によると、渓流などで見られる「タゴガエル」という種類で、体長3~4センチ。九州地方では2~4月に繁殖期を迎え、鳴き声はオスがメスを呼ぶ求愛行動とされる。 (浜口妙華)

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