福岡、解除後も午後9時まで時短 協力金は国と協議

 福岡県は24日、国による新型コロナウイルス緊急事態宣言が今月末で解除された場合、現在「午後8時まで」としている飲食店への営業時間短縮要請を「同9時まで」に緩和した上で継続する方針を明らかにした。酒類の提供時間も「同7時まで」から緩和する方向で調整する。知事の職務代理者を務める服部誠太郎副知事が明らかにした。

 県は24日、3月7日の期限を待たずに宣言を解除するよう国に要請した。宣言解除を要請する独自判断基準(1)直近7日間の新規感染者数の1日平均が1週間連続で180人未満(2)最大確保病床(764床)の使用率50%未満が見込める-を22日時点でいずれもクリアしていた。

 宣言解除後の感染再拡大を防ぐため、飲食店への時短営業要請は継続する方針。政府の基本的対処方針に基づき、感染状況が一定程度抑えられた「ステージ2」(感染漸増)に下がるまで続けるという。県のシミュレーションでは3月6日ごろに「ステージ2」相当に改善する見通し。

 対象地域は今後検討し、要請に応じた店への協力金については国に財源負担を求めるなどして協議する。

 一方で、この日開かれた県と市町村のオンライン会議では、国への解除要請に慎重な声も出たという。北九州市の北橋健治市長は「医療提供体制は引き続き厳しい」との医療関係者の声を紹介した上で「病床稼働率などの状況を少し見極めてもよいのではないかと申し上げた」と明かした。 (泉修平)

福岡県の天気予報

PR

福岡 アクセスランキング

PR