先祖の墓に救われた命 大震災【記憶を刻む】

61歳男性=宮城県

 車で逃げたおやじと私は、近くのお墓に差し掛かった時に津波に流され、死を覚悟しました。母や祖父母らが眠るお墓が見え、仏様頼みをしました。間もなく車は逆さまになって、お墓の柱に乗り上げて止まりました。母方のご先祖さまのお墓でした。後ろの窓を開けて2人で登って、車のウイングにつかまって救助を待ちました。避難所の中学校に着いた時は、5時間が過ぎていました。

 助けていただいたレスキュー隊の皆さん、ボランティアの方々、そしてご先祖さまには今も感謝しています。ありがとうございました。

 

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