西日本FH社長に村上氏 西シ銀頭取も兼務 初の生え抜き

 西日本フィナンシャルホールディングス(FH、福岡市)は25日、村上英之取締役執行役員(59)が社長に昇格するトップ人事を発表した。傘下の西日本シティ銀行でも取締役専務執行役員から頭取に昇格し兼務する。谷川浩道FH社長(67)は代表権がある副会長になり、西シ銀では頭取から代表権がある会長に就く。6月下旬の株主総会後の取締役会で正式決定する。

 西日本FHの社長交代は2016年の設立以来初めて。西シ銀の頭取交代は7年ぶり。04年の旧西日本銀行と旧福岡シティ銀行の合併以来、旧大蔵省(現財務省)出身の頭取が続いており、旧西銀の村上氏が初の生え抜きとなる。マイナス金利政策の長期化やコロナ禍などで経営環境が厳しさを増す中で若返りを図る。 福岡市で記者会見に臨んだ村上氏は「グループ企業も含めた総合金融力や中小企業育成の伝統を踏まえ、社会変化に対応したい」と抱負を述べた。

 西日本FHと西シ銀の会長を兼務する久保田勇夫氏(78)は、FHの会長職は留任する一方、銀行では取締役に退く。 (吉田修平、具志堅聡)

 村上 英之氏(むらかみ・ひでゆき)九大卒。83年西日本相互銀行(現西日本シティ銀行)。16年10月から西日本フィナンシャルホールディングス取締役執行役員、18年6月から西シ銀取締役専務執行役員を兼務。大分県日田市出身。

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