コロナで孤立…アルコール依存症「予備軍」発症も

 コロナ禍でアルコール依存症に陥る人が増えている。長引く自粛生活や在宅勤務の広がりで人と接触する機会が減り、孤独感を紛らわすため飲酒に走る。深まる孤立は治療や支援につながる糸口も阻み、症状はますます悪化する。日常と隣り合わせの負の連鎖をどう断つか。当事者も、医療機関や支援者も、模索している。

 この冬、50代男性が福岡県内の自宅で突然死した。1人暮らし。アルコール依存症の治療中だった。

 もともと酒量が多く、精神科病院で入院治療を受けたことがあった。ここ数年は安定し、会社勤めも順調だった。だが昨年の緊急事態宣言を受けて在宅勤務になると、酒魔は瞬く間に男性に取りついた。

 酒量が激増し、入院した。数週間で退院。仕事に復帰して通...

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