石川光る小まめな投球 テンポよく3回1安打零封 初の対外試合

 ソフトバンクの開幕投手を務める石川の心からは不安が消えていった。27日のオリックスとの練習試合。先発和田の後を受けて2番手で四回から登板。昨季のパ・リーグ首位打者の吉田正を145キロで左飛に仕留めるなど3人で抑えた。「(右手中指のまめが)問題がなかったので、それが一番という感じです」。満足そうに汗をぬぐった。

 20日の紅白戦を回避する原因となった、まめの経過が良好であることを確認すると、五回はギアを上げて三者凡退。六回こそ先頭杉本に遊撃内野安打を許すも、当たりは完全に詰まった飛球で後続を簡単に片付けた。

 3回1安打無失点。初の対外試合を上々の形で終えて「ゼロ(無失点)というところはこだわっているので良かった。真っすぐも打者の反応が比較的良かった。感覚のいいボールもあった」と納得顔を浮かべた。

 昨季最多勝&勝率第1位の2冠に輝いた右腕の仕上がりに開幕を託した工藤監督も安心した様子だ。「まめが心配で。またおかしくなったら、とか思ってたんで。テンポよく投げていたし、いつも通りかなと思います」とうなずいた。

 強く意識を置いていたテーマの一つ、カーブにも手応えを強調。「しっかりと形ができてきた。きょうのような投球を続けていけば、(開幕戦で)やっていくぞという気持ちが入ってくる。あとは力が入って、変なけがをしないように自覚をもって」と自信をにじませた。 (山田孝人)

関連記事

PR

スポーツ アクセスランキング

PR