大分追い付きドロー 今季加入の渡辺千金弾

 新天地での第一歩は豪快弾だった。1点を追う後半14分。大分に新加入した渡辺はゴール前から左足で蹴り込んだ。「目の前にこぼれたので、迷わず狙った」。自身のJ1初出場を初得点で飾り、苦戦したチームに勝ち点1をもたらした。

 前半から相手に主導権を握られ、連係の乱れから先制点を許した。昨季までの3バックではなく、「4バックで練習してきた」と片野坂監督。ボールをつなぐ徳島には新たに挑戦した戦術は機能せず苦戦を強いられた。

 3バックに戻した後半は持ち直したものの、攻撃陣は、全体でシュート5本にとどまった。渡辺は「試合を重ねて話し合いながら、細かいところを求めていきたい」と振り返るように、成熟度を深める課題が浮き彫りになった。

 ホームでJ2からの昇格組に手を焼き、片野坂監督は「難しい試合だった。開幕戦で負けなくてよかった」。手探りで踏み出した就任6年目。4チームが降格する過酷なシーズンを勝ち抜くため、勝ち点を重ねながら、試行錯誤を続ける。 (松田達也)

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